1. TOP
  2. 特集
  3. 気絶するほど臭い世界の食べ物

気絶するほど臭い世界の食べ物

 2017/08/31 特集 この記事は約 6 分で読めます。 494 Views
気絶するほど臭い

キビヤック

キビヤックとはアメリカアラスカ州のエスキモーや、カナダのイヌイット、そしてグリーンランドのカラーリットといった民族が作る伝統的な発酵食品のことです。

アザラシとアパリアスと呼ばれる海鳥を使って作る発酵食品なので世界的にも珍しく不思議で、何より非常に臭い食べ物として知られています。

ではこのキビヤックとはどのように作られるのかというと、まず材料となるアザラシとアパリアスと呼ばれる海鳥を捕まえます。

捕まえたアパリアスは日の当たらない涼しいところに約1日ほど置いて冷やしていきます。翌日、捕まえたアザラシのお腹を開いて、皮下脂肪を残したまま肉と内臓は取り出します。そしてアザラシのお腹の中にアパリアスを数百羽ぎっしりと詰め込んでお腹を縫い合わせていきます。

この際、縫い合わせた箇所が腐ったり、ハエがたからないようにアザラシの油を塗っておくのがコツです。

次に地面に穴を掘ってそのアザラシを埋めます。この際、他の動物に食べられたりしないように、そして空気を抜くように上に石を置いて数ヶ月から数年間熟成します。

時間が経ったら、埋めたアザラシを穴から掘り出し、お腹からアパリアスを取り出して食べます。

食べ方は、アパリアスの尾羽を取り除いたら、排出口、つまり肛門に口をつけ発酵して液状になったものをすすっていきます。肉も合わせて皮を裂きながら食べ、脳みそも鳥の頭蓋骨を歯で割りながら食べます。

味はどんな味がするのかというと、とても濃い鶏肉の味がしますが、それ以上に強烈な臭いがしますし、食べ方も独特なので初心者や慣れていない人はとても食べるのには抵抗があります。

これ以外にも食べ方はあり、液状になったものを調味料として焼いた肉につけて食べたりもします。これらは豪雪地帯などの厳しい自然条件の地域にとっては貴重なビタミン源として重宝されてきました。

このようにキビヤックはただの料理というよりも保存食として過酷な自然環境を生き延びていく為に作り出されたものと言えます。

スポンサードリンク

ホンオフェ

ホンオフェとは韓国料理の一つで、世界でも一、二を争うほど臭い食べ物と言われています。

ホンオフェは、エイの刺身や切り身を壷などに入れて1~2週間ほど発酵させた韓国の高級料理です。壷の中で発酵したエイの身は元々エイが持っている尿素などが分解されて強力なアンモニアが発生して完成します。

その強烈な匂いは、トイレやおしっこといわれる程悪臭を放ち、シュールストレミングに次いで世界で2番目、アジアでは1番臭い料理としても有名です。

もともとは韓国の港町である木浦の郷土料理なのですが、ソウルや釜山でも食べる事は可能です。ソウルや釜山で食べられるものは発酵させていないエイの刺身なので味はさっぱりしています。しかし本場の木浦のものは発酵させているので強烈な匂いで涙を流しながら食べている人が少なくありません。それをマッコリで流し込むのが地元の人の食べ方です。

しかも口の中にずっと入れたままにしておくとアンモニアによって口内の粘膜が炎症を起こす場合もあると言われていますので注意が必要です。

ホンオフェは発酵すればするほど身も柔らかくなって美味しいといわれていますが、強烈なアンモニア臭はトイレやおしっこを連想させ、初心者や文化の違う外国人はほとんどが食べる事が出来ません。

納豆になれている日本人でも苦手な人が多いです。

それでも韓国内では高級料理として、木浦周辺では結婚式などの冠婚葬祭には欠かせない料理とされています。しかし韓国人でも苦手な人は多く、木浦周辺の人々だけが好んで食べる郷土料理のような感じになっています。

ではホンオフェはどのように作るのかというと、それ程難しくなく、壷の中にエイの切り身を入れてそれを藁や松の葉を発酵させた堆肥の上に置いて冷暗所に暖かい日であれば2~3日、寒ければ1週間ほど放置していれば自然と発酵が進み完成します。

匂いを毎日確認しながら、発酵しているかチェックし、完成したものは冷蔵庫で保管する事もでき、長期保存も出来ます。

気絶するほど臭い

臭豆腐

「臭豆腐」と言う食べ物を知っていますか?

テレビなどでもたびたび見かける臭豆腐。罰ゲームなどでも使われていたりします。日本では異臭騒ぎの原因になったこともある食材なのです。

食べた時の鼻から通る刺激臭が強烈で、その衝撃に悶絶する人も多いです。食べるのにも、口に入れるのさえ勇気のいるインパクトのある一品です。

臭豆腐はその名の通りかなり匂いがきついことで有名なのです。元々は中国大陸発祥の食べ物です。中国・香港などでも食べられていますが、一番有名なのは台湾のものでしょう。

旅行に行った時など、台湾の屋台やレストランなどで見かけたことのある人もいるのではないでしょうか?

台湾では有名な名物料理になっています。

この臭豆腐は豆腐を発酵液などに付けて発酵させたものです。かなりの刺激臭がするために、受け付けない人も多くいます。匂いのきつい食べ物が好きな人や、調理法によって味の印象が違うため好き嫌いのわかれる食材です。

地域によって使用する漬け汁が違ってくるので、見た目や食べ方もその地域ごとに変わります。

食べ方にも色々あり、そのまま生で食べるもの・揚げたもの・串焼き・煮物として食べたりもします。

やはり生で食べるのが一番匂いがきついようです。

そのままの状態で出しておくと、匂いの強さでその存在がわかるほどです。

台湾の屋台では割と揚げたものをよく見かけます。きっと観光客でも一番食べやすいのでしょう。その場で揚げて野菜の酢の物のような物をのせたり、辛いタレをかけたりして食べます。見た目はパリパリしていて厚揚げのようにも見えおいしそうです。油で揚げることで、若干臭いの強さは半減します。こんがり揚げておいしそうに見えるので、苦手な人でも食べられそうな感じもします。生では口に入れることができない人でも、揚げると食べやすくなります。外はカリッと中身はふわふわするので、味もおいしいと感じる人もいるでしょう。

ただどんな調理をしても、どうしても強い刺激臭は完全にはぬぐいきれないようです。初心者の人で挑戦したい人は、まず揚げた臭豆腐から食べてみると良いでしょう。みんなでワイワイ食べてみると盛り上がりそうです。

台湾の人にとっては昔から親しまれている食材なので、抵抗なく食べる人も多いです。しかし地元の人でも苦手な人がいるくらいなので、その匂いの強さが想像できます。

匂いの強さの成分としては、実は納豆とあまり変わらない数値なのです。

日本やその他の国でも匂いのきつい食べ物としてクサヤやチーズなどがありますが、好きな人は抵抗なく食べます。クセになるとヤミツキになり、きっとお酒のお供として美味しく食べる人もいるのでしょう。

その土地に昔から根付いている食材なので、郷土料理として好まれているのです。日本ではあまり見かけることのない食材ですが、瓶詰やパックになったものも売られています。台湾に行った際はぜひ話のネタに挑戦してみてはいかかでしょう。

くさや

くさやの食べ方と保存の仕方~その製法と独特の匂いについて

世界一臭いシュールストレミング

シュールストレミング~スウェーデンが誇る世界一臭い食べ物【ニシンを発酵させた保存食】

関連記事

  • おせち料理の詰め方

  • おせち料理を通販で購入する時に注意したいポイント

  • 中華のおせち料理をチョイスする際に考えたい【家庭料理に似てしまう?】という疑問

  • デパートのおせち料理

  • お正月料理~おとそ、お雑煮、七草粥、子どもを喜ばせるおせち、などなど

  • ホテルのおせち料理の楽しみ方